革新的新製品・サービス枠
顧客に新たな価値を提供する革新的な新製品・新サービス開発を支援します。
- 機械装置・システム構築費が必須
- 単なる既存工程の改善は対象外
- 補助上限:最大2,500万円
- 賃上げ特例時:最大3,500万円
「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」は、中小企業等による技術的革新性のある製品・サービス開発、既存事業とは異なる新市場・高付加価値事業への進出、海外市場開拓に向けた国内の輸出体制強化を支援する新制度です。
旧「中小企業新事業進出補助金」と旧「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の政策領域を引き継ぐ形で2026年度に開始されましたが、公式には旧2制度とは「異なる補助金」とされています。
公式情報確認日:2026年8月27日。第1回公募要領は8月14日更新、応募申請ガイドは8月24日公開。
事業展開の目的に応じて、次の3枠から申請します。
顧客に新たな価値を提供する革新的な新製品・新サービス開発を支援します。
既存事業とは異なる新市場・高付加価値事業への進出を支援します。
新たな海外市場の開拓に向けて、国内の製造・輸出体制を強化する取組を支援します。
| 項目 | 革新的新製品・サービス枠 | 新事業進出枠 | グローバル枠 |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | 革新的な新製品・新サービス開発 | 既存事業と異なる新市場・高付加価値事業への進出 | 海外市場開拓に向けた国内輸出体制強化 |
| 中心となる経費 | 機械装置・システム構築費等 | 機械装置・システム構築費、建物費等 | 輸出体制強化に必要な設備・システム等 |
| 補助上限 | 最大2,500万円 | 最大7,000万円 | 最大7,000万円 |
| 賃上げ特例 | 最大3,500万円 | 最大9,000万円 | 最大9,000万円 |
実際の補助上限は従業員数等により異なります。公募要領で個別確認が必要です。
補助事業終了後3~5年の事業計画で、以下すべてを満たす必要があります。
付加価値額の年平均成長率+4.0%以上。
1人あたり給与支給総額の年平均成長率+3.5%以上。
地域別最低賃金より+30円以上高い水準。
補助上限額の引上げを受ける場合は、通常要件よりさらに高い賃上げ目標が必要です。
一定期間に、地域別最低賃金付近で雇用している従業員が一定割合以上いる事業者について、補助率引上げの特例があります。
3枠すべてで重要な経費。革新的新製品・サービス枠では必須です。
新事業進出枠では、機械装置・システム構築費または建物費のいずれかを必ず含める必要があります。
運搬費、技術導入費、知的財産権等関連経費、外注費、専門家経費、クラウドサービス利用費、原材料費、広告宣伝・販売促進費等。
新製品・新サービス、新市場進出、海外市場開拓のどれが事業の中心か整理します。
導入予定設備、仕様、導入場所、概算額、納期、資金調達方法を整理します。
市場性、競合、売上、付加価値、給与、最低賃金、投資効果等を数値で整理します。
新しい設備や事業を検討している場合、事業内容から3枠のどれが合うか、申請前に整理できます。