小規模事業者持続化補助金が不採択になる理由とは?再申請に向けた改善ポイント
小規模事業者持続化補助金に申請したものの、「不採択」という結果に落胆された方も少なくありません。
しかし、不採択=事業内容が悪いという意味ではありません。
多くの場合は「書き方」「伝え方」「構成」に原因があります。
本記事では、小規模事業者持続化補助金が不採択になる主な理由と、再申請に向けた具体的な改善ポイントを解説します。
小規模事業者持続化補助金で不採択になる主な理由
① 事業計画が抽象的すぎる
よくあるのが、
・売上を伸ばしたい
・新規顧客を増やしたい
・販路を拡大したい
といった、方向性だけが書かれているケースです。
審査では、「なぜ」「どのように」「どれくらい」という具体性が求められます。
例:
× ホームページを作成して集客を強化する
〇 SEO対策を実施し、月間問い合わせ数を3件から10件に増加させる
数値目標があるかどうかは大きな差になります。
② 補助対象経費と事業目的が結びついていない
例えば、
・設備を導入する
・チラシを作る
・ホームページを作る
これ自体は問題ありません。
しかし、「その経費が売上向上にどう結びつくのか」が説明されていないと評価は上がりません。
審査員が知りたいのは、
その投資で
どう顧客が増え
どう利益が増え
どう事業が持続するのか
というストーリーです。
単なる設備購入計画では不十分ですので、ストーリーを組み立てていく必要があります。
このストーリー作りが事業計画の中心であり、難しいところでもあります。
③ 自社の強みが整理されていない
事業計画書では、
・自社の強み
・市場環境
・競合との差別化
を明確に示す必要があります。
「技術力があります」「地域密着です」といった抽象的な表現では弱いです。
・創業20年の施工実績300件
・リピート率70%
・専門資格保有者3名在籍
など、客観的な裏付けが重要です。
④ 補助金ありきの計画になっている
審査では、「補助金がなくても継続可能か」という視点も見られます。
補助金で何かを買うことが目的になっていると、評価は下がります。
あくまで主役は事業。補助金はその加速装置です。
不採択から再申請する際の改善ポイント
不採択だった場合でも、次回公募で再挑戦は可能です。
実際、再申請で採択されるケースも珍しくありません。
① 不採択理由を分析する
まずは冷静に計画書を見直します。
・数字が少ない
・ストーリーが弱い
・市場分析が不足している
など、第三者目線でのチェックが有効です。
② 数値計画を具体化する
売上予測は、
「前年比○%増」ではなく、
・客単価
・来店数
・成約率
などの根拠を示すと説得力が増します。
審査員は感覚ではなく、ロジックを見ています。
③ 加点項目の確認
公募要領を確認し、
・賃上げ加点
・事業承継加点
・経営力向上計画
など、自社が該当するものがないか検討します。
加点は採択率に影響する要素です。
④ 第三者の視点でブラッシュアップする
自社だけで作成すると、「伝わっているつもり」になりがちです。
審査員はあなたの事業を知りません。
第三者が読んで理解できるかどうか。
ここが大きな差になります。
不採択は「終わり」ではない
補助金は採択率100%ではありません。
不採択は一定数出ます。小規模事業者持続化補助金でも半分程度は不採択になります。
重要なのは、なぜ落ちたかを分析し改善して次に活かすことです。
事業の方向性が正しければ、
計画書の精度を高めることで十分に採択を目指せます。
再申請を検討されている方へ
・自分の計画のどこが弱いのか分からない
・再申請に向けて具体的に何を直せばいいのか知りたい
・一度専門家の視点でチェックしてほしい
そのような場合は、早めの見直しをおすすめします。
公募開始直前では、十分なブラッシュアップが難しくなります。
不採択の経験は、次の採択への材料になります。
計画を整理し直し、より精度の高い申請を目指しましょう。
どうしても補助金を受けたい方は、行政書士のような専門家にサポートを依頼することも検討してみましょう。
サポートについては、下記の記事で説明しています。
行政書士による補助金サポートで採択率を高める方法
補助金申請の相談は行政書士に依頼すべき?専門家サポートの必要性
補助金申請を成功させるための代行サービス|行政書士による安心サポート
主な取扱補助金のご案内
当事務所では、事業内容や投資計画に応じた補助金の申請サポートを行っています。
申請サポートを行っている主な補助金は次のとおりです。
・小規模事業者持続化補助金
・ものづくり補助金
・中小企業省力化投資補助事業
補助金の種類が分からない段階でも問題ありません。
まずは状況をお聞かせください。
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