補助金の事業計画で「本当に売上が増えるのか?」と悩んでいる方へ|審査評価につながる説得力のある書き方

「補助金の事業計画に売上増の見込みを書かなきゃいけないけど、本当に売上が増えるか不安で書きづらい…」
そんな声をよく聞きます。

補助金申請では、ただ数字を並べるだけでは評価されません。
審査側が納得できる根拠と理論で説明することが重要です。
売上増加の予測は、事業計画の中でも評価点に直結する要素。
逆に、根拠のない数字だけを書くと不採択につながるリスクがあります。

この記事では、
✔ 売上予測をどう立てれば説得力が出るか
✔ どんな根拠が評価につながるか
✔ 実務的に使える具体的な書き方
を、行政書士視点で丁寧に解説します。


補助金の審査で「売上増予測」が重視される理由

補助金審査では、次のような評価軸があります:

  • 事業内容の意義
  • 実行可能性
  • 数値の根拠・整合性
  • 期待される成果(売上増・効率化・利益向上)

その中でも 売上増加の予測は“成果の定量評価”に直結するため、説得力ある根拠が求められます。

単に「売上が増える」と書くだけでは評価されず、なぜ増えるのかを説明できるか?どの程度増えるのかを示せるか?が重要です。


売上増予測を説得力あるものにする3つのステップ

① 現状の数値を整理する

まずは現状の事業数値を正確に整理します。
以下のような数値をベースに計画を作ると説得力が増します:

  • 過去3〜5期の売上実績
  • 利益率の推移
  • 顧客単価
  • 取引数量

このような実績データがあると、売上計画に根拠が生まれます


② 売上増加の要因を明確にする

売上がなぜ増えるのか、その要因を具体化しましょう。
売上改善の要因は主に次のようなものです:

  • 生産性向上(納期短縮・コスト削減)
  • 新規顧客の獲得(販路拡大・広告強化)
  • 既存顧客の単価向上
  • 新商品・サービス投入

売上増加の予測は、この要因ごとの影響を分解して説明することで、審査員に納得感を与えられます。


③ 数値計画は根拠とロジックでつなぐ

単に「売上が20%増える」と書くだけでは評価されません。
次のような形で根拠を示します:

  • 「新規顧客獲得数×顧客単価=売上増効果」
  • 「生産性向上による稼働率向上で売上が増える」
  • 「新商品投入で市場シェアが拡大する計画」

これらの根拠は、過去実績・市場データ・競合分析などによって補強すると説得力が高まります。


実務で使える具体的な説明例


例① 顧客数で売上増を示す

「これまでの実績では、〇〇施策により月間来客数が10%増加した実績があります。
今回の補助金でWebマーケティング強化(具体的施策)を実施することで、3ヶ月後には来客数が20%増加すると予測します。
(根拠:過去同施策でのデータ、地域人口動向、競合分析)」

このように数値 × 根拠 × 施策内容をセットで提示することが評価につながります。


例② 単価向上で売上増を示す

「新商品Aの導入により、既存顧客の平均単価が〇〇円増加すると予想されます。
これは過去類似商品の導入実績と市場調査データに基づいています。」

数値だけでなくデータや比較根拠を添えることで説得力が上がります。


よくある計画書での誤りと改善方法


❌ 書き方①:根拠なしで売上増だけを書く

✖ 「売上が30%増える予定です。」

→ これは評価されにくいため、要因・データ・根拠を必ずセットで説明します。


❌ 書き方②:要因が曖昧なまままとめる

✖ 「販路開拓します。」
→ これは漠然としており、審査員には評価されません。

どの顧客層に・どのチャネルで・どんな成果を狙うのかという具体性が必要です。


✔ 改善例:要因+数値+根拠

「ECサイトの導入により、月間通販売上を10%向上させる計画です。
これまで店舗売上のうちEC比率は5%ですが、同地域内の類似企業ではEC導入後20%の売上比率に達しています(参考データ)。
この傾向を根拠に、3ヶ月後に10%の売上増を見込んでいます。」

具体性 × 根拠 × 施策内容
→ 審査評価に直結

売上向上ロジックだけでなく、事業計画書全体の構成・表現が適切であることも審査で高く評価されるポイントです。「失敗しない事業計画書の書き方」では、計画書全体の説得力を高める実務的なテクニックを解説しています。

また、売上ロジックのストーリー構築ができていても、書類の細かな不備・記載漏れで評価を下げてしまう可能性があります。「お悩み:補助金申請でよくある書類ミスを避けたい」では、実際の不備例とそれを防ぐチェック方法を紹介しています。


自己判断が不安なら“相談”が有効な理由

売上予測の精度・根拠の組み立て・審査評価視点は、自力で組み立てると見落としが起きやすい領域です。
特に次のような場合は、専門家(行政書士)への相談が採択率を大きく変えるポイントになります:

  • 売上予測の根拠が曖昧
  • 過去実績データをどう活かすか分からない
  • 審査項目と数字の整合性に不安

相談することで、
✔ 根拠の弱い部分の強化
✔ 数値計画の組み立て
✔ 審査員が評価しやすい構成への書き換え
まで、一気通貫でサポートが受けられます。

補助金申請を進める前に一度整理しておきたい方は、補助金申請サポートをご確認ください。

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